介護のお仕事

主体的に生きる

「今したいこと何?」

って聞かれて、思いつくか。

「もしくは、したいことしてる?」

って聞かれて皆さんどうでしょうか。

私は、したいこと山ほどあるはずやのに、

結局、できずに、

日々の生活で流れて行ってる気がするんですよねぇ。

さらにしたいことって思ってるはずやのに、

忘れてしまってる。

さらにさらに、自分のしたいことって、

自分の知ってる範囲内だけで、

もっと自分の好きなこと、熱中できることが、

自分の知らないところにあるかもしれない。

他の人はそれを知ってるかもしれないって思うんです。

 

なんか、自分の人生やのに、流れてる感じ、すごく勿体ない、、、(*´Д`)

 

自分は、老人福祉に携わる仕事をしてるんだけど、

大高齢者の方々からの意見はこんな感じ。

 

 

「これまで、母、父、主人の身の回りのことに献身的になって生活してきた。

さて、ひとりになって楽しもうと思ったら、(肉体的に)自由に動けなくなった。」

 

 

 

「これまで一生懸命働いてきた。自分は足腰が痛いのは、勤めてきたから。

こんな風にならないように、自分の体を大切にしなさいよ。」

 

 

「ほんとは、山口県に旅行に行きたい。だけど、この体力じゃ行けないね。」

 

「使うお金はあるのに、使うところがなくなった。」

 

 

「昔は、いっぱい遊びに行ったのに、もう今はいけないね。

歩けない、体力がない。お散歩するのでも外出るだけで十分気持ちいいね。」

 

 

(自分が勤めている施設は、金銭的に余裕がある人が多いから少し偏ってるかもやけど)

 

人生の先輩方がそういうのに、

自分は何もせずにいたらあかんやん。

って思う。

 

でも、同時に、高齢者の方々にも、そんな風には思ってほしくない。

自分のしたいこと、いくつになってもできる手段があるはず!

 

諦め、無知。

残りの人生、待つ人生じゃなくて、主体的に生きる人生にしてほしいと思う

自分に使える時間が十分にあるはずやのに、

使えてないなんて勿体ない。

 

無理なんてことはない。

手段が見つけれてないだけ。

してきたこと、好きなことまだまだすればいい!

高齢者が生き生きと生きがいや楽しみを、

今の自分の枠から、自分の中のイメージからはみ出てもOK

っていうくらいの楽しみを提供出来たらいいのになぁ。

 

 

と思いながら、模索中。