子育て

苦手意識と自己肯定感パート3

今日もいちごの水やり後の出来事。

絵日記、自分で書く!ママは見たらあかんで。
なんて書くの?

と聞き、本人が書きたい内容を口で言ってもらう。

表記しやすいように確認作業。

見て。書いたよ。
オー!上手に書きました。自分で書けたんやね。読んでくれる?

時々、文章表現がおかしいところがある、自尊心を損ねず伝える方法を考えた、、、

ここ読んで。

「なっていた。」と一文目はかけているが、二つ目の文は「なていった。」になっている。

 

、、、

表情が暗くなり、読めない。

訂正を指摘されることに恐れを感じているような感じ。

ここな、こっちは同じこと書いてて丸やねん。ここだけ書き直したほうがよさそうやねんけど、、、

号泣。。。

何で泣くの?
一生懸命書いたのに。ママ違うっていうもうん。
そやな。一生懸命書いたな。けどさ、こっちは、丸やで。同じこと書くんやで。こことここ消して書き直すだけやから簡単やで。書き直ししてもしなくてもどっちでもいいよ。
うん。
書き直すならお手伝いするし、決めていいよ。
うん。できる。

とにこっとして、納得。

できたよ。
よし、上手にできたね。自分の気持ちも上手に書けてるしいいね(^^)/
うん。(^^)/

できているところを十分に評価する。

できたという感覚で終わってほしいから、

自分で上手にかけたね。

と強調して声掛けする。

うん。でもちょっとだけ難しい。
そっか。でも一人で前よりいっぱいで来てるよ。むずかしいところ手伝うわ。大丈夫や

とフォローし、次回につなげることとした。

まとめ

今回はまず、自分で書こうとするしぐさに大きく評価したい。

今後も、書きたい文章を言葉で一度確認してから、文章表現の作業に移ることをフォローし、できているという感覚を積み重ねてほしい。

また、訂正部分に関して、今回は、書き直しをしなくてもいいかとも考えたが、ゆっくり話をして、自身で書き直しの作業に取り掛かったため、その点も評価したい。やり直しの作業に抵抗があるので、その際にどうかかわるかも今後の課題として残っている。

今回は一つはできてるよ。もう一つも簡単にできるよ。と提示して、やり直すかしないか、本人に選択をゆだねた。自分で取り掛かったということは、できるかもしれないと感じたように思う。

できたで終わる関りができるよう、その取り組みを自分自身で決定できるような援助の仕方が大切と感じた。できそうな課題を与えることと同時に、できそうかもと思わせる工夫も大事だと感じた。

自宅だけでなく、上記内容を学校教育の現場にも伝え、可能かはわからないが、できるという感覚を損なわないような指導を継続できるよう、コミュニケーションを図れたらなぁ、、、と思う。