今日はⅠちゃんが現在受けている市の専門療育のことを振り返ってみよう。
専門療育:発達障がいのある子がその家族とともに、地域社会の一員として自尊心を持って自分らしく自立した生活を送ることができるよう支援するため、子どもの療育と保護者の研修を行う専門療育機関と位置づけ設置している。
専門療育では設定時間は1時間。視覚的シュケジュールが表示され、自分で勉強、先生と勉強、休憩を1クールとし2クール繰り返され、それぞれの課題で、席の移動、課題の変更となっている。時間が区切られ、休憩も取れることもあり、集中できる環境だった様子。楽しいと通っていた。
前回の様子
初めはひとりの勉強も、先生と勉強も簡単な課題だったようで問題なくクリア。
2クール目に入り、少し、課題が難しくなり、鉛筆の進みが悪い。質問され、口頭で答えるときの語尾の声が小さくなって来ていた。また母のほうをちらちら見始めた。
先生と勉強の線つなぎの課題でバーンアウト。
紙にぐるぐる書き出して、できなくなった。
いったん終了して、休憩。
休憩終了のアラームが鳴っても席につけず、着席を促す先生にかなりに反抗。最終的には噛みつく。(彼女の人生3回目くらいの騒動行動)
次の課題には取り組めず、終了。
ということで前回は終了していた。
前回の振り返り
自身がなくなると声が小さくなる。文末が聞こえない。
母のを見てちらちら確認する。自身がなくSOSを出している時。。。
➡声が小さくなり始めたり、こちらを見始めた時点でその課題から離れたほうがいい。
次の課題は簡単なものが良い。
次の課題は、できそうなものを一緒にして、できたに変える。
➡自信につなげ、できたでしょをアピールして次の課題へ。
次も簡単な課題を設定して自分でさせる。
躓いた問題に戻り、一緒にする。
Iちゃんは
- 一度間違いを指摘されると、もしくは自分では難解な問題にぶつかると、不機嫌になり、そこから気分の切り替えがなかなかできなくなる。
➡ほかの問題に取り組み、できた感覚を取り戻してから、躓いた問題に帰る。
文章を作る問題に関しては、自身が経験して事とリンクさせると問題を把握やすい。
②褒めて終わるように。
➡名前を書く。ありがとうという。ペンをしまう。(確実にできること)
今回の振り返り
今回は、療育開始前に、前回のことがあったので、行きたいか本人に確認した。
と答えたので、
と約束をしておいた。
課題を1クール終え、前回の難問に当たっている様子はなかったものの、休憩時間にだらだらと過ごし、いつもと違う様子。
一度呼び出して、話をする。
うん。正解。
Iちゃんが頑張りたいなら、応援する。終わりたいならその事伝えれたら、はなまるだよ。
と言い、だらだらしていたしていたのに気が付き、集中して課題にと取り組み始める。
終了後は十分に褒め、本日終了。
と話していたなぁ。
今回のことを振り返って
まず、本人が最後まで頑張れたこと、感心。
でも、もしかしたら、できない自分が許せない、自分は頑張りたいのに、頑張れない状況を受け入れられないのかなぁ。ということが少し心配になってきた。
ということは、その状況に直面した時には、本人が気が付かないうちに、
★課題の変更
もしくは、
★ここまで!の区切りの量の変更を瞬時にしてあげないといけないのかなぁ。
と感じた。
さらに、頑張り屋さんなので、こちらからの強制終了も必要な時にはしないと。
強制終了するときのめどを立てないといけないなぁ。と感じた1日。
様子見ながら、明確な誰でも気が付けるようなサインを観察しよう。(伝えるために)
で、一番気がかりなのが、新年度の小学校の学習。
支援担当の先生も変わるかもしれない、
新たな課題に直面していく環境
とうこともあり、上記内容を次回の支援担当お先生に十分に伝えようと思う。
さらに、現在はこちら側のフォローで、今後は自分で限界に到達前の状況に気が付けけるような方法の検討も必要だなぁ。